小山田幸紀氏は、山梨県笛吹市一宮にあるルミエールで栽培、醸造責任者として、日々研究に明け暮れ、どうしても自分自身が栽培したぶどうのみを使ったワインを造りたいという思い、農業を元気にしなければという思いから、「ペイザナ農事組合法人中原ワイナリー」を立ち上げました。

圃場は、山梨市日向地区に二か所、山梨市万力地区に四か所、甲州市勝沼町祝地区に一か所、そして唯一県外で、長野県塩尻市洗馬地区に一か所あります。
甲州市勝沼町祝地区の畑で栽培した甲州種、デラウェア種を主体に一部プチマンサンをアッサンブラージュしたワインをベースに、瓶内二次発酵したスパークリングワインです。
2019ヴィンテージから、一年長く瓶熟成しするようになりました。
香りは、初めにラムネなどのやや甘い香りを感じ、次第に柑橘系と、ネクタリン、ぽん柑、杏などの熟した芳醇な香り。味わいは、しっかりとした酸味とフレッシュな果実味があり、スッキリとした味わいに奥深さが加味されています。全体としてキリッとして、アフターに感じる心地よい苦みが全体を引き締めています。きめ細かな泡立ちとフレッシュで奥深い味わいが印象的ですが、更なる時間の経過とともに変化すると思われる味わいも楽しみ。
大根の甘酢漬け、ホウレン草の酢の物、蓮根のテンプラ(柚子胡椒)、蒟蒻の刺身(酢味噌)、銀ダラの粕漬けなどの和食やバーニャカウダー、ソーセージ(粒マスタード)などにも合うと思います。
辛口　 9℃～12℃位がおすすめです。

限定生産

※「ペイザナ農事組合法人」は、山梨県山梨市、甲州市、笛吹市、甲府市、北斗市を拠点に農業を営む生産者がお互いの協業を図るため2011年に設立された農業法人。日本農業の将来を見据え、農地を継承・活用し、農業従事者の雇用・育成を目的としています。

完売致しました