アルプスワインは2022年に創業60年を迎えました。節目の年にあたり、新しいブランド「フォックスヴィレッジ」を立ち上げました。ワイナリーが位置する場所が、“狐新居(きつねあらい)”という地名であることから、社長前島亮氏のインスピレーションで命名しました。
狐新居がある一宮町は、富士山の北側、甲府盆地の南東にあたる場所に位置し、ぶどうと桃の畑が広がる雄大な地域です。この辺りでは縄文時代から人々が生活していた跡があり、8世紀頃には山梨県の中心地だったと言われています。古い歴史があり、豊かな自然に囲まれた素晴らしい地「フォックスヴィレッジ」から、ワイナリーの新しい物語が始まる予感がします。
「小さな会社でも、一流品を」をコンセプトとしたワイン造りを行っており、近年、国内外のワインコンクールでも高い評価を受けています。

山梨で1200年以上の歴史を持つ甲州ぶどうの中で、笛吹市一宮町で収穫されたぶどうだけを使用していますので、色調は甲州種本来の深みのある黄金色が特徴です。梨や青りんごを連想させる爽やかで豊かな香りと、しっとりと広がる酸が心地よく、甲州ぶどうのもつ渋みを抑えるのではなく前面に出すことにより、骨格のしっかりとした、透明感のある味わいとなっています。
醸造技術をあえて駆使せずに、葡萄の持つ成分が生かされるように造られたワインと言え、“スッピンの甲州ワイン”が堪能出来ます。
真鯛の塩焼き、野菜の天ぷら、かき揚げ、鳥の唐揚げ、煮物、寿司などの和食に良く合います。
辛口　　8℃～10℃位に冷やしてお召し上がり下さい。

※「日本ワインコンクール2024」の「甲州種」のカテゴリーで【金賞】
　 を受賞