アルガブランカ イセハラ 2023 750ml
商品コード: 2888
甲州種の可能性を追求すべく、テロワール(栽培地)ごとの醸造に取組みをする中で、このワインは、契約栽培者の風間正文氏が単独所有する、小字名の伊勢原圃場から収穫されたぶどうのみを原料に醸造した、いわば、“甲州種のモノポール(単独所有の単一畑)”とも言えるワインです。
2014年からは、風間氏が栽培する甲州ぶどうの中でも、さらに厳選した房のみを原料としています。
また、2013ヴィンテージまでは、ぶどうを収穫し、醸造したその年の12月にリリースしていましたが、2014ヴィンテージからは、約一年間瓶熟成をしてリリースされています。
2023年は、発芽期から収穫まで安定した天候で降水量が少なく、近年まれにみる高品質なブドウが収穫できました。したがって例年以上にその土地の特徴を表現できるブドウとなりました。また、2019年から無補糖(糖分を増やす為に糖を足さない)の果汁での醸造としています。2023ヴィンテージはブドウの糖度が高く、アルコール度が12.0%となり、ワインの厚み、スケールが一段と増しました。
輝きのあるライトイエローの色調。綺麗で清々しい酸があり、伊予柑、みかん、ポンカン等の和の柑橘の香りに、熟したリンゴ、杏子、洋梨、黄桃などのややトロピカルなアロマがあり、バニラの香りもほのかに感じられます。口当たりは滑らかで、しっかりした果実味があり、口中に果実の甘みが広がります。華やかで優雅な中にも芯のしっかりとした味わいです。はつらつとした酸味とほのかな果実の甘みとのバランスが絶妙。フルーティーで凝縮感のあるエレガントで上品な味わいの甲州ワインです。
現在でも美味しくお召し上がりいただけますが、今後の熟成で更なる味の丸み、深みが十分期待できます。
河豚のお造り、てっちり、鱧の梅肉添え、白身魚の握り寿司、あん肝、豚肉のしゃぶしゃぶなどの和食によく合います。
(果実のほのかな甘さを感じる優雅な辛口) 12℃~14℃位でお召し上がり下さい。
6000本限定醸造 【特約店限定販売】
※このワインの2017ヴィンテージが、令和元年10月22日の天皇陛下「即位礼正殿の儀」に出席した外国元首らを招き、安倍首相夫妻が主催した10月23日の夕食会で提供されました。
※お一人様2本までとさせていただきます。