山梨のワイナリー(奥野田葡萄酒)で約10年間葡萄栽培、ワイン醸造に携わってきた、細川順一郎氏。山梨でワイナリーを立ち上げるつもりでいたが、福島県出身の彼は、「東日本大震災」で甚大な被害を被った地で、「これからの復興、未来に自分が何か出来ないか」を考え、2021年にここの畑(富岡町)を訪れて、景色の美しさに心を奪われ、富岡町に移住し、ブドウの栽培とワインの醸造、両方のとりまとめ役を務めている。
山梨に居る時に栽培した甲州市産の甲斐ノワール種(ブラック・クイーン種とカベルネ・ソーヴィニヨン種を交配し、山梨県が開発した品種)を原料とし、縁あって牧丘町の三養育醸造に醸造を委託したワインです。
この葡萄の魅力を最大限に表現するために、4日間のコールドマセレーション(低温浸漬)の後に低温で時間をかけてゆっくり発酵させました。
“スカーレット”の名前のように、鮮やかな淡いルビー色。　ハーブやスパイスの香りに、ブラックベリーの香りが感じられます。口当たりは滑らかで、しっかりとした酸味と柔らかいタンニンのバランスが良く、色合い以上に凝縮感のある味わいが口中に広がります。
果実味豊かで滋味あふれる軽やかな味わいの赤ワインです。
甲州ワインビーフや鹿肉などの赤味肉のロースト(バルサミコ酢のソース)、ジビエ料理などによく合います。

ライトボディ　　13℃〜15℃位がおすすめです。

800本限定醸造

※“ユヌ・プティット・ポーズ”とは、フランス語で「小休止」の意味です。


※お一人様2本までとさせていただきます。