果樹栽培家小川孝郎氏が標高570mの南向き粘土質斜面で育てる甲州種。肥料を抑え、ムギやマメ科植物など草の力によって有機的な土壌をつくる不耕起草生栽培と、枝を平行に誘引して日当たりを確保する一文字短梢剪定を組み合わせ減農薬で栽培されます。この畑の完熟したブドウのみを使用しています。
糖度だけでなくワインの骨格と熟成に寄与する酸度が高く保たれた状態で収穫を迎えるため、芯の強いワインに成長します。
例年通りホールバンチでプレス(除梗せずに葡萄を房ごとプレスし、より綺麗な果汁を得る)し、ステンレスバレルで発酵後も酸素との接触を極力抑え、定期的にバトナージュ(タンクの中で熟成中のワインをかき混ぜる)しながら滓とともに4か月間熟成、春に丁寧に滓を引いてノンフィルターで生詰しています。
やや緑を帯びた淡いイエローで、ライム、レモングラス、青リンゴの香りに、白い花のような香りもし、飲み続けると八朔、伊予柑など和の柑橘の香りも感じられます。アタックは優しく、キリッとした酸が全体を引き締めていて、清々しい味わいです。
本来の香り、味を生かすために、無濾過生詰めですので、オリや酒石が沈殿する場合がありますがワインの成分ですので安心してお召し上がりください。
牡蠣フライやエビフライ(タルタルソース)、ピクルス、から揚げ(レモンを搾って)、大葉、木の芽のてんぷら(塩)、魚介のカルパッチョなどに良く合います。

(辛口) 9℃〜10℃位がおすすめです。

791本限定生産

※「ヴー」は、フランス語で「願い」の意味です。ワインを飲む人、造る人、売る人皆に希望がもたらされますように、との願いが込められています。

※少量リリースの為、大変申し訳ございませんが、お一人様2本までとさせていただきます。