シャトー・マルス 穂坂日之城カベルネ&メルロ 遅摘み 2020
商品コード: 2787
マルワインが所有する「穂坂日之城農場」は、甲府市の北西部茅ヶ岳の南西山麓に位置し、標高約500m(甲府盆地は250m300m)で最大で14度~15度あり、その傾斜面には十分な陽光が射し、日本でも有数の日照時間を誇ります。
土壌は、非火山性の赤い粘土質。植樹の前に一度天地返しを行い、表層には葡萄の搾り滓を、また垣根の真下の深さ70cmのところに巾40~50cm、厚み25cmの石灰岩を敷き込んであり、さらに、葡萄畑の傾斜面を横切るように暗渠(あんきょ)を敷設。これは、ネット状のパイプの上に葡萄糖の袋と石をかぶせたオリジナルです。これにより大きな排水効果をもたらしています。
山梨県韮崎市穂坂地区のプレミアムな自社畑“日之城”で2020年に収穫したカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、プティヴェルドを使用。
このワインは、マルス山梨穂坂ワイナリーの中で、フラッグシップに位置づけられるワインです。
ポテンシャルの高い良質な葡萄ゆえに、収穫を出来張る限り遅らせ、無補糖で、新樽(フレンチオーク)100%で発酵し、その後約19ヶ月熟成し、更に約1年半瓶熟成。
咲き誇る真紅の薔薇を思わせる輝きと気品のあるガーネット色。やや閉じ気味ながら、クロスグリ、丁字、カシスなどの豊かな果実香に、ヴァニラ、下草、きのこやビターチョコやタバコを思わせる樽由来の香りが混然となって感じられます。官能的な舌触りで、落ち着いた酸とシルキーなタンニンのバランスが良く、ほのかな果実の甘ささえ感じ、凝縮した果実味と豊かな香りが余韻となって長く続きます。芸術的ともいえる逸品です。
ボルドー、メドックスタイルのこのワインは、まだやや硬さがあり、そのポテンシャルの高さから更なる豊かな熟成を予感させる長期熟成型のワインです。
例年より1年間長く瓶内熟成をしていますが、2年後位から飲み頃になると思われます。現在お召し上がりになる場合は、デキャンタージュをお勧めします。
牛肉のステーキ(赤ワインソース)、牛肉のグリル、ローストビーフ、カマンベールやブリー・ド・モーといった、柔らかく、脂肪の多いまろやかなチーズなどと相性が良いです。
(フルボディ) アルコール13%。 17℃~19℃位がおすすめです。
1316本限定
【マルス穂坂ワイナリー倶楽部会員店限定販売】
※お一人様1本とさせていただきます。