甲州種の可能性を追求すべく、テロワール(栽培地)ごとの醸造に取組みをする中で、このワインは、契約栽培者の風間正文氏が単独所有する、小字名の伊勢原圃場から収穫されたぶどうのみを原料に醸造した、いわば、“甲州種のモノポール(単独所有の単一畑)”とも言えるワインです。
2014年からは、風間氏が栽培する甲州ぶどうの中でも、さらに房を厳選して原料としています。
また、2013ヴィンテージまでは、ぶどうを収穫し、醸造したその年の12月にリリースしていましたが、2014ヴィンテージからは、約一年間熟成をしてリリースされています。
2017年は、より収量制限をし、樽熟成のワイン比率を下げ、華やかなパッションフルーツ、バナナ、洋梨、黄桃どの完熟したトロピカルなアロマが感じられ、華やかで優雅な印象があり芯のしっかりとした味わいでボリュームが感じられます。落ち着いた酸味とほのかな甘みとのバランスが絶妙で、フルーティーで凝縮感のあるエレガントで上品な味わいの甲州ワインです。
(ほのかな甘さを感じる辛口) 　12℃～14℃位でお召し上がり下さい。

現在でも美味しくお召し上がりいただけますが、今後10年ほどの発展的熟成が可能と思われます。

400本 限定醸造　

※このワインが、令和元年10月の「即位礼正殿の儀」に伴う、阿部首相夫妻が主催した夕食会で、世界各国の首脳、元首らに振舞われました。

<特約店限定販売>

※お一人様1本とさせて頂きます。