このワインは、契約農家が栽培したブドウの中でも優良なマスカット・ベーリーA種のみを厳選し、良年のみに生産するワインです。2019ヴィンテージは、山梨県の北西部に位置する韮崎市穂坂町と北東部に位置する甲州市牧丘町のブドウを原料としています。
梗仕込みを行い、醸し発酵後、新樽比率50%で約7ヶ月間熟成させました。2019年は梅雨が短く、高温の日が続き、降水量が少なく玉張りがよくありませんでしたが、8月後半からは安定した気候により、糖度も順調に上がり、糖と酸のバランスが良い状態で収穫することが出来ました。そのため、熟期の遅い地域のベーリーAが良質なものとなり、更に房ごとに見極め、選別し、醸造したことで、ボディのしっかりとした、飲み応えのあるワインとなりました。
濃い紫紅色の色調で、イチゴジャム、チェリーのコンポートなどの上品で熟した果実香に樽由来の香りが複雑に感じられます。口当たりは滑らかで、豊かな果実味と程よい酸味があり、円やかなタンニンが余韻として残る、上品でエレガントなワインです。
マグロの赤身(山葵醤油)、焼き鳥(タレ)、すき焼き、チゲ鍋、鶏の照り焼きなどに良く合います。
Rassis(ラシス)とは、「バランスよく熟した」の意味です。

ミディアムボディ　　　15℃～16℃位がおすすめです。

762本限定

※限定生産のため、お一人様1本とさせていただきます。