甲州種を原料としたワインは「K」で始まり、マスカット・ベーリーA種を原料としたワインは「B」で始まっています。その後に続く数字は、ブドウの産地、使用する果汁の種類、製造方法を現しています。
勝沼町にあるワイナリーに隣接する一宮町北野呂地区卯ツ木田にある自社の単一畑で、一房一房に茶紙の袋掛けをし、ブドウの房を小さく作り、さらに収量を制限した遅摘み甲州ブドウのみを原料としています。その凝縮したブドウのフリーラン果汁、プレス果汁をオーク樽でゆっくりと発酵させ、樽で熟成後ステンレスタンクで貯蔵してあります。
　やや濃い目の輝きのあるイエローの色調。柑橘系の香りやハーブ、レモングラスなどが感じられ、次第にオークの樽由来のナッツ、アーモンド、バニラの香りが複雑に感じられます。口当たりは滑らかで、洗練された綺麗な酸味と程よいタンニンを感じ、骨格がしっかりとし、ボディがあります。果実味と樽からの複雑で奥深い味わいのバランスが良く、柔らかく優雅な果実味が余韻として長く続きます。
今飲んでも美味しいですが、寝かせるともっと厚みと奥深さが出ると思われます。　豚のしゃぶしゃぶ、鱈の西京焼き、魚介や野菜のてんぷら、水炊き、鮭のムニエル、熟成したカマンベールチーズなどに良く合います。
辛口　12℃～14℃位がおすすめです。

674本限定醸造

※お一人様1本とさせていただきます。
※画像は2016になっています。