昨今日本だけではなく、外国でも「オレンジワイン」がちょっとした話題になっています。オレンジワインとは、ワインに白、赤、ロゼがありますが、四番目のワインといわれています。ワインの色調がややオレンジがかった濃い目のイエローであるためそう呼ばれています。
製法としては、通常白ワインを造る際は除梗、破砕後直ちに圧搾し、抽出した果汁のみを醗酵させますが、オレンジワインの場合は、白ブドウの果皮や種を長期間果汁と接触させたまま醗酵させます。つまり、白ブドウで赤ワインと同じ造りをするためオレンジ色となります。
白ワインの製法に、「スキンコンタクト」がありますが、オレンジワインの場合は、さらに長い間にわたりスキンコンタクトを行うため、フェノール分やタンニン分が抽出され、味わいに厚みがあり、色調もオレンジ色となります。
輝きのあるややオレンジがかったエローの色調で、抜栓直後は甲州ぶどうの持つ柑橘系の香りが主体ですが、杏、黄桃などの熟した果実の香りや酵母の香り、吟醸酒のような香りが感じられます。
喉越しは滑らかで、しっかりとした酸味があり、旨みと共に果実味が口中に広がり、アフターに感じる苦みが全体を厚みのあるワインにしています。ボディーのしっかりとした印象です。
魚介のてんぷら、おでん、スモークしたチキン、地鶏の焼き鳥(塩)、鱈の粕漬けなどに良く合います。
辛口　　10℃〜12℃位がおすすめです。

2200本限定生産

※少量生産のため、お一人様2本までとさせて頂きます。