秀逸なぶどう栽培家であり、研究家でもある池川　仁氏が独自の理論で栽培した、糖度が21度超えのマスカット・ベリーA種を100%使用。
池川氏がシャトー酒折の栽培、醸造責任者である井島氏のワイン造りで共感し、コラボレーションをして出来たワイン。
良いブドウがあれば、樽で熟成しなくても奥行きのあるワインが造れる。という信念から、あえて樽は使用していません。
2017年は、梅雨明け以降、天候に恵まれず、日照時間が少なく、酸はしっかりあるものの糖度がなかなか上がらず苦労しましたが、徹底した管理の末、糖度が21度となり、酸がしっかりとし、果実味が豊かな出来栄えと成りました。
そのぶどうのポテンシャルを十分に引き出すべく丁寧な発酵管理を行い、あえて樽熟成は行わず、果実本来の味、香りをストレートに表現しました。
輝きのある明るいルビー色。色合い以上に、イチゴ、ブルーベリーなどの果実を思わせる香りがあり、口中にしっかりとした酸味とフレッシュな果実味が広がり、果実の甘みさえ感じ、喉越しは滑らかです。タンニンは柔らかく、酸はしっかりとあるが決して尖らず、ワインを下支えしています。
果実味がストレートに感じられ、力強さよりも、スマートでチャーミングな印象のワインです。
チキンの照り焼き、ミートソースパスタ、鮪や帆立の刺身、とりもつ煮、つくねや醤油を使った料理などによく合います。

ミディアムボディ　　15℃〜17℃位でお召し上がりください。

限定生産の為、お一人様1本とさせて頂きます。
※画像は2018になっています。
※2020ヴィンテージから750mlに変わりました。